お知らせ
2026.6.30
キッチンの排水口は毎日使う場所です。いつも通りに水を流しているつもりでも、少しずつ汚れがたまり、ある日急に流れが悪くなることがあります。シンクに水が残る、排水口からにおいが上がる、水を流すとゴボゴボと音がする場合は、「つまり」が進み始めているサインです。
排水口のつまりは突然起きるように見えますが、実際には油汚れや食材カス、ぬめりが少しずつ排水管の内側に付着して進行します。原因を知り、普段の使い方を見直すことで、トラブルを防ぎやすくなります。
キッチンの排水口がつまる大きな原因は油汚れです。フライパンや皿に残った油をそのまま流すと、水と一緒に流れていくように見えます。しかし、排水管の中で冷えると油は固まりやすく、管の内側にこびりついていきます。
そこに食材カスや洗剤の残りが絡むと、汚れが少しずつ厚くなり、水の通り道が狭くなります。揚げ物の油だけでなく、肉料理の脂、ラーメンスープやカレーなどの脂分もつまりの原因になります。少しの量でも毎日流していると、排水管の中では大きな汚れになります。
野菜くず、米粒、麺類、茶葉などの細かな食材カスも、排水口のつまりの原因になります。ゴミ受けを使っていても、小さなカスはすり抜けて排水管へ入ることがあります。特に、米粒や麺類は水分を含むとやわらかくなり、油汚れと混ざって排水管の中に残りやすくなります。
排水口のぬめりも見逃せません。ぬめりは油分や食材カスなどをもとに雑菌が増えてできる汚れです。放置すると嫌なにおいが出やすくなり、排水トラップや排水管の内側にも広がります。見える部分だけきれいにしていても、奥にぬめりが残っていると、つまりや悪臭につながります。
キッチンの排水口には、においや害虫を防ぐための排水トラップがあります。排水トラップは水をためてふたをする役割がありますが、構造上、汚れが残りやすい場所でもあります。ゴミ受けのまわりにぬめりがたまりやすいのはこのためです。
また、排水管の曲がりが多い、勾配がゆるい、シンク下の排水ホースが物に押されて曲がっている場合も、水の流れが悪くなります。排水口を掃除してもすぐ流れが悪くなるときは、汚れだけでなく、排水ホースや配管の状態が関係している場合もあります。
キッチンの排水口のつまりは、前兆が出ることがあります。シンクに水がたまりやすい、排水に時間がかかる、ゴボゴボと音がする場合は注意が必要です。排水管の中に汚れがたまり、水や空気の流れが悪くなっている可能性があります。初期の段階で対処すれば、深刻なつまりになる前に改善しやすくなります。
キッチンの排水口のつまりを防ぐには、できるだけ汚れを排水管へ流さないことが大切です。フライパンや皿についた油は、洗う前にキッチンペーパーなどで拭き取ります。揚げ油は凝固剤で固めるか、吸収材に染み込ませて処分します。
食器を洗う前には残飯を取り除くことも効果的です。ゴミ受けネットを使えば、細かな食材カスが排水管へ流れ込むのを防ぐことができます。ぬめりを防ぐには、ネットをこまめに交換し、食材カスを長時間ためないことが大切です。
排水口のまわりは見える部分だけでなく、ゴミ受け、排水トラップのふた、ワントラップなども定期的に外して洗います。部品の裏側や溝にはぬめりが付きやすいため、台所用洗剤とスポンジ、歯ブラシなどで丁寧に落とします。
軽い油汚れの予防には、ぬるめのお湯をゆっくり流す方法も有効です。ただし、熱湯は排水管や部品を傷めるおそれがあるため避けます。市販のパイプクリーナーを使う場合は、使用方法を守ります。
改善しない場合は専門業者へ相談します
軽いつまりであれば、排水口まわりの掃除やシンク下の排水ホースの確認で改善することがあります。ただし、無理に分解したり、強い薬剤を使ったりすると水漏れや破損につながることがあります。
<執筆・監修>
住まいる水道サービス
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